2023-02-10 ■ 群青色の闇があなたの底に向かって流れていく金糸雀色に光る三日月も一緒に落ちていく瑠璃色の地球が滅亡するかのごとくひゅごーひゅごーと音を立てて表面では渦を巻いている珊瑚朱色の唇を奪うと平手打ちされたが流れは止まった懲りずにもう一度奪うと静かになり、砂を蒔いたような金色の星が光り始めた朱色に光るベテルギウスはいつか超新星爆発を起こす僕はその時を待っているずっと片思いの気持ちを抱いたまま美しく覚醒していくあなたのそばで