妻恋う鹿は笛に寄る

初夏の作品

世の中には
格好良い奴もいる
頭の良い奴もいる
お金持ちの奴もいる
要領よくやれる奴もいる
運の良い奴もいる
僕は・・・・と考える時
いつもうつむいてしまうけれど
僕の持っているもので精一杯やれるのは
この世で僕自身だけだと思っている
誰も代わりはできないしやってももらえない
この身体まるごとで表現することに誇りを持とう
やれることはたくさんあるはず
持っているものもたくさんあるはず
生かしきれていないなら、それは自分の把握不足
いいところもそうではないところもまるごとふくめて
気持よく精一杯のことをやっていこうではないか
それでいいんだよ、それで・・・